セブ島留学に行く前に知っておくといい日本との文化の違い #Cebu #NexSeed

目次

日本とフィリピンのセブ島との文化の違い

はじめに

私は2016年9月5日から10月1日まで、フィリピンのセブ島のNexSeedという日本の会社が運営している語学学校へ短期語学留学してきた。その経験から感じたこと、文化の違いなどをまとめ、セブ島という日本とは異文化な場所とどう接して行けばいいかを書いて行く。

Screenshot of nexseed.net

NexSeed 一生モノのセブ島留学

日本との文化の違い

まず日本では、平仮名、片仮名、漢字の三つの文が使われているが、セブでは、フィリピン公用語であるタガログ語、セブの言葉ビサヤ語、公用語の英語その三つともローマ字が使われていて、日本のように複数種の文字が混ざっているわけではない。

また、現地で感じたのは、フィリピンはスペインの植民地にされていた時代があり、その名残なのか、タガログ語にスペイン語が混ざっているような感じがした。

そして、語学学校の先生になぜ英語が話せれるのかを聞くと、タガログ語やビサヤ語には理科や数学の言葉がなく、小中高大で、英語で様々な科目を学ぶため、きちんと教育を受けた人は英語が堪能だそう。その反面、家庭の状況などで、学校に通えなかったりしている人はセブ島は結構多くて、私が道を聞いたり、タクシーで行き先を言うときに、英語が話せない人がちらほらいて大変だった。

フィリピンの気候

日本には春夏秋冬と四季があるが、フィリピンは南の国で、雨季と乾季の二つしかなく、私が留学していた時は雨季で、時には雨はたくさん降るものの、いつも30度を超えており、寒さが苦手な私にはいいところだった。

宗教

フィリピンには、キリスト教信者が多くおり

日本のように無宗教ではなく、キリスト教の教会がしっかりとあります。

何故キリスト教が浸透しているのか調べてたところ、Wikipediaにはこう書いてありました。

“キリスト教は、スペイン植民地時代に広まった。スペインが16世紀に伝えたものは、ローマ・カトリックであった。そのため、今でも人々のほとんどが、ローマ・カトリックの信者である。”(引用 フィリピン – Wikipedia http://bit.ly/ryo-asu-01

つまり、フィリピンはスペインの植民地だった時代があり、スペインがキリスト教を伝えたのが理由である。

ちなみにセブ島までスペイン統治されたのは1521年である。

セブ島の歴史

1521年にマゼラン上陸でスペイン統治が始まるとともに、統治者らは宗教、食文化などの生活スタイルや建築様式に至るまで影響を及ぼし、セブ島にはその名残で建造物や史跡が残っており、僕が留学した学校ではその史跡などを見学する授業もあった。

1896年6月12日にスペインの支配は終わり独立を宣言した。

しかし、続いてアメリカ合衆国の侵入により再び植民地支配が続いた。

“1901年頃、セブは町 (municipality) となり1937年2月24日、市 (chartered city) となった。”(引用 フィリピン – Wikipedia http://bit.ly/ryo-asu-01

1901頃はセブは町だったのが後にセブ市となり現在に至る。

第二次世界大戦の太平洋戦争中に日本軍がセブ島に上陸し占領したがその三年後にアメリカ軍が上陸し、セブ市はアメリカ軍に奪回された。

第二次世界大戦後、セブ島は観光地として、アメリカ人や日本人でにぎわい現在に至る。

“家具製造のほかに盛り上がっているのは情報通信・ソフトウェア産業で、セブ市はフィリピン中部のIT都市になりつつある。”(引用 フィリピン – Wikipedia http://bit.ly/ryo-asu-01

IT都市になりつつあるため、僕が通っていたNexSeedと同じビル内にIBM社があったりした。

セブ島の語学学校の歴史

1997年に東アジアを金融危機が襲い韓国は、韓国国内の市場の小さいことから大きな危機に陥った。そして、韓国は国際化を目指し、その結果、英語が話せる人材が必要となった。

しかし、韓国は経済危機なため、アメリカなどに留学する余裕がなかった。そこで格安で英語が堪能で質が高い、セブ島に目をつけた。

そうして韓国がセブ島に語学学校を作るのに成功し、それを見ていた日本も進出した。

私がセブ島の語学学校を選び留学した理由は、アメリカなどと比べ三分の一ぐらいの費用で留学できることだった。

実際に行ってみて、どの先生も母国語のように英語を話せるような方々で、その上マンツーマンで英語を学べるためいいところだった。

しかし、セブ島への語学留学には少し残念なところがあった。

セブ島への留学の残念なところ

1)空気が淀んでる

ドミトリーという宿泊施設は都市のところにあったが、そこからどこかへ行こうとすると、車の質が悪く、排気ガスがとても多くそして、バイクで通勤されてる方が多いいため、空気はマスクをしないと息をできないぐらい淀んでいて、外を歩くのが苦しいほどだった。

2)野良犬がたくさんいる

日本では、野良犬は保健所のおかげでいませんし、どの犬にも狂犬病の予防接種を受けてますが、セブ島はそれらがなく、街を歩くとそこら中に野良犬がたくさんおり、その上狂犬病にかかっている可能性があるため、気付かず尻尾などを踏み噛まれたら病気になる怖さがあった。

3)トイレでトイレットペーパーを流せない

セブ島は水圧が日本より少ないため、トイレットペーパーをトイレに流すことができない。そのため便器の横にゴミ箱があり、使ったトイレットペーパーをそこに捨てるということになっていたため、不衛生だった。

セブ島の良かったところ

空気が淀んでいることやトイレットペーパーの問題がありますが、異文化としていいものもあった。

それは、セブの人はとてもフレンドリーである。

語学学校の先生はもちろん、ショッピングモールなどで現地の人に、「Are you Japanese?」と話しかけられることがあったりして、現地ではたくさんの人ととお話ができた。

この時英語という海外の人とコミュニケーションが取れるものを少しは知っていて良かったと思った。

今まで経済発展してこなかったフィリピンが今後経済発展するという予想の根拠

“1990年代まで、フィリピンの経済成長率は、ASEAN主要国中の最下位でした。” (引用 人口増加率や経済成長率から見る「フィリピン」の現状と将来性 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン http://bit.ly/ryo-asu-12

とあるように、フィリピンは1990年代まで経済成長率がASEAN主要国中で最下位だったのが、近年、人口増加があり、2014年には一億人を突破した。

出生率も東南アジアで最も高い数字を持ってる。さらに、フィリピン全国民の平均年齢は約23歳ということにもあり若い人材がたくさんいる上、英語が堪能な人が大勢いるということで、海外から注目されている。

そして、”個人消費がGDPの8割と言われており、給料日にレストランが大盛況になっていたり、月給よりも高額なスマートフォンが一気に普及している”(引用 ASEAN最注目国、急激な経済成長が始まったフィリピンについて | セブ島日記 (http://bit.ly/ryo-asu-13))

とあるように個人消費が多いいというデータは、私がセブ島へ語学留学した時も実感した。フィリピンの先生は皆月収が2万から3万円であるのにも関わらず、日本と同じようにスマートフォンを持ちFacebookに投稿、ライブ配信まで行っていた。

これはフィリピンの性格なのかもしれないが、必要ならば月収以上のものを買うことがあることに驚いた。車も走っているので、日本とほぼ同じぐらいのお金を消費していて、経済が回っていることを実感した。

以上より、これからフィリピンは、英語が話せて若い人材がたくさんいるため私は、海外企業がフィリピンにも拠点を置きさらに経済発展して行くように予想した。

まとめ

セブ島はこれから経済発展をしていき、学校に通えない子供がいるという現実は解消されていき、貧困が減ると思う。そうして子供達のほとんどが、学校に通えるようになれば、英語を使える人が増え、観光客も留学する人にとってもいいところになると思われる。

そうして、私たち日本がセブ島に行くときは、歴史や文化を知りそれらを知った上で英語で、コミュニケーションをとれば、いい旅行、いい留学になると思われるので、私はフィリピンの文化を日本人がもっと知っておいて、日本人とフィリピン人が互いにいい交流ができるよう願う。

参考文献

・classwriting02.pdf(http://bit.ly/ryo-asu-02)

・フィリピンの学校と日本の学校はこんなに違うの!? | 誰でもヒーロー(http://bit.ly/ryo-asu-03)

・日本の当たり前は通用しなかった。フィリピンと日本の違い~気候編~ | ものづくりニュース by aperza(http://bit.ly/ryo-asu-04

・日本人とフィリピン人の性格の5つの違い | モテ仲間と世界に出る驚異の方法(http://bit.ly/ryo-asu-05

・カルチャーショック!【フィリピン編】日本と違い過ぎるーー! | NAO世界一周一人旅 (http://bit.ly/ryo-asu-06

・セブ島 – Wikipedia(http://bit.ly/ryo-asu-07)

・【知らなきゃ損!】フィリピンとセブ島の歴史をまとめてみた | フィリピン・セブ島の語学留学情報ならFirstEnglishMagazine(http://bit.ly/ryo-asu-08)

・セブ島の驚いた文化の違い5選 | Happy Life Cebu Academy(http://bit.ly/ryo-asu-09)

・【セブ島文化あるある!】気持ちの準備バッチリ!?セブならではの変わった習慣一覧集! – ふじっこブログ(http://bit.ly/ryo-asu-10

・なぜフィリピンで留学?日本人が実は知らないフィリピン留学の歴史(http://bit.ly/ryo-asu-11

・人口増加率や経済成長率から見る「フィリピン」の現状と将来性 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン (http://bit.ly/ryo-asu-12)

・ASEAN最注目国、急激な経済成長が始まったフィリピンについて | セブ島日記 (http://bit.ly/ryo-asu-13)

・『異文化理解とコミュニケーション2(人間と組織)』(三修社)

・『異文化理解とコミュニケーション1(ことばと文化)』(三修社)

次留学する前に読みたい本

投稿者プロフィール

魚住諒
魚住諒
26歳 統合失調症の回復期の認知機能障害やうつ症状などに悩んでいるが、克服して、勉強や仕事ができる頃の脳に戻したい。
愛知産業大学短期大学通信教育学部国際コミュニケーション学科卒業(英語)
2016年セブ島へ1ヶ月語学留学してきた。
WordPress/PHP/HTML/CSS/React を習得中
英語とプラグインやテーマを開発できる人になるよう日々研鑽
ジャズトランペットとガジェット関連が好きです。

[ 最近のWordPressコミュニティでの活動 ]
contents.nagoya 2019 オープンセッションスピーカー
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WordBench Nagoya 6月度 (初心者向け)「PHP入門からテーマ作成さらにWordPressを使う上で知っておくと幸せになることまでとことん知ろう!
Aichi WordPress Meetup #5「カスタムブロックを活用してみよう!」
2017 WordFesNagoya 実行委員 Webサイト制作チーム & セッションスピーカー
2016 WordFesNagoya 実行委員 Webサイト制作チーム & セッションスピーカー

TOEIC
2016年03月13日 LR 235 (Listening 180 Reading 55)
2018年04月08日 LR 300 (Listening 180 Reading 120)